曲輪(くるわ)とは

城の内外を⼟塁、⽯垣、堀などで区画した区域の名称である。
主要な曲輪内には、曲輪の出⼊り⼝である⻁⼝を封鎖する⾨を始め、最前線の塀、物⾒や攻撃を与える櫓が建てられる。
主郭では司令本部となる城主の居所のほか、兵糧を備蓄する蔵、兵たちの⾷事を仕込む台所などの建造物が建てられていた。
戦時、それぞれの曲輪には守備を担当する兵たちが駐屯した。